………
敵なら
…ここにいるさ
今も昔も
俺達ゃ変わらねェ
俺達ゃ変わらねェ
それぞれが
それぞれの胸に
かかげた侍に
なるために
自分自身と
戦ってきた
俺はコイツの侍を…
やり方を認めるワケにはいかねェ
たとえ斬る事になっても
コイツを止める
だがこの世で
誰よりコイツの
気持ちをしっているのも
この俺だ
この世で
最も憎んだ
ものは
同じだ
てめェらだけには
コイツを斬る資格はねェ
コイツを
斬るのも
護るのも
この俺だ
それが
俺の定めた侍だ
~坂田銀時~
<出典>
第五百二十二訓:松陽の弟子達
第五十八巻:さらばダチ公