世界なんてどうでもいい
アンタの側で死にたい
女が男に会う理由なんて
それだけでいいじゃないか
女なんて…
人間なんて…
そんなバカな生き物で
いいじゃないか
～日輪～
＜出典＞
＜出典＞
第六百二十訓：遅くても早くてもいけない
第六十九巻：昔の武勇伝は自分で話すと嫌われるので他人に話させろ
タグ：日輪
日輪 2
やっと
見せて
あげられた
ずっと
見せて
あげたかった
この空を
あなたに
言ったでしょ
きっと
お日様と
仲直りをさせて
あげるって
私…
知ってたのよ
ずっと
どんなに
エバりくさったって
どんなに
ヒドい事したって
あなたは
夜王なんて
大層なものじゃ
ないってこと位
あなたは
ただ
こうしたかった
のよね
のよね
こうして
日向で
居眠り
したかった
だけの
普通の
おじいちゃん
なのよね
ただ…
それだけなのに
なのに…
こんな
こんな
バカげた街まで
創って
みんなを
敵に回して
バカな人
本当に
バカな男（ひと）
～日輪～
＜出典＞
第二百二十七訓：絆の色は十人十色
第二十六巻：昼間に飲む酒は一味違う
日輪 1
所詮人間なんざ
地球って檻に入れられた
猿公（エテこう）さ
地上も地下も変わりゃしないよ
広いか狭いかだけの話さね
檻が狭いだなんだ不貞腐れる奴は
そりゃ不自由だろうさ
鉄格子見つめるだけの
生活してんだから
本当の不自由ってのはね
自分で心に檻を張っちまうことさ
死ぬだなんだわめいて
逃げ回ってる暇があったら
檻ん中で戦いな
自分（てめー）と
～日輪～
＜出典＞
第二百十二訓 ： 晴れの日に雨傘さす奴には御用心
第25巻 ： 見開きを使うとジャンプっぽい
【もくじ】 日輪
